心理学用語

サピオセクシャル

サピオセクシャルとは、知性や知能に性的魅力を感じるセクシュアリティの一種です。知性や知能を重視し、相手の知識や教養、思考力、ユーモアセンスなどに惹かれる傾向があります。

サピオセクシャルの語源は、ラテン語の「サピエンス(sapiens)」で、賢い、知的なという意味です。サピオセクシャルは、近年になって注目されるようになったセクシュアリティですが、古代ギリシャの哲学者プラトンや、近代フランスの小説家ヴォルテールも、サピオセクシャルの傾向があるとされています。

サピオセクシャルの特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

* 相手の知識や教養、思考力、ユーモアセンスなどに惹かれる。

* 会話が楽しく、刺激的な相手に惹かれる。

* 相手の知性や知能を高く評価する。

* 知性や知能が、性的魅力の重要な要素となる。

サピオセクシャルの人は、恋愛相手や結婚相手を選ぶ際に、相手の知性や知能を重視する傾向があります。また、知性や知能が自分にはない分野を持つ相手を、魅力的に感じることもあります。

サピオセクシャルの人は、世の中にはたくさんいます。しかし、サピオセクシャルであることをオープンにしている人は、まだ少ないのが現状です。サピオセクシャルの人は、自分のセクシュアリティを受け入れることが大切です。

サピオセクシャルは、決して特殊なセクシュアリティではありません。多様なセクシュアリティの一つとして、尊重されるべきものです。

参考URL:

サピオセクシュアル/サピオロマンティックとは?【知性を愛する】 | LGBT就活・転職活動サイト「JobRainbow」


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