カニンガムの法則
カニンガムの法則(Cunningham's law)とは、インターネット上で正しい答えを得るには、質問するのではなく、間違った答えを書く方がよいという法則です。
この法則は、1995年に Ward Cunningham 氏によって提唱されました。Cunningham 氏は、インターネット上で質問をすると、必ずしも正しい答えが得られないことに気づいたのです。その理由は、多くの人が質問に答えることに興味がなく、むしろ間違った答えを訂正することに興味があるからです。
例えば、ある人が「この問題の解答を教えてください」と質問すると、誰かが「答えは 123 です」と答えるかもしれません。しかし、その答えが間違っていても、誰かが「答えは 456 です」と訂正してくれるかもしれません。このように、間違った答えを投稿することで、正しい答えを得られる可能性が高くなるのです。
カニンガムの法則は、インターネット上で正しい情報を見つけるためには、積極的に間違った答えを投稿する必要があるということを示しています。もちろん、間違った答えを投稿する際には、悪意を持ってはいけません。あくまでも、正しい答えを得るために、間違った答えを投稿することが重要なのです。
カニンガムの法則は、インターネット上で正しい情報を見つけるために役立つ法則です。しかし、この法則を過信してはいけません。あくまでも、正しい情報を見つけるための一つの手段として、カニンガムの法則を活用してください。
参考URL: